20周年ジャム 20ans(ヴァンタン)
バニラビーンズで上品に仕上げたりんごジャムに、りんごのお酒入りのビターなキャラメルクリームを重ねました。
2004年1月、鎌倉に小さなジャムのお店を開きました。名前は、私の名前をもとに屋号にしたromi-unieに、フランス語でジャムを意味するConfitureをつけた「ロミ・ユニ コンフィチュール」。ここから20年、お店の場所も変わったり、増えたり、作っているものもジャムから焼菓子やチョコレートやアイスクリームなど、どんどん広がって、たくさんの仲間も増えて、あぁ、20年ってこんなにいろんなことができるんだなぁと、大変感慨深くこの時を迎えています。
今まで支えてくださったお客様、そして一緒に働いてきたたくさんのスタッフ、関係者の皆様に感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。
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romi-unieらしい定番・人気の「スペシャリテ」のジャムが20周年記念の特別なキャップに。
イザベル・ボワノさんデザインの20周年記念ポーチの中に、プチジャムとプチ・パレが入った特別なセット。
イラストレーター・石坂しづかさんデザインの缶に、定番人気のサブレ6種類を詰め合わせました。
「Ananö(アナノ)」デザインによるクッキー缶に、人気のレモンクッキーやサブレ・ピスターシュ、レモンティークッキーなど全8種類・27枚のサブレを詰めました。
鹿児島睦さんデザインの20周年記念のビン2種セット。量り売りジャムを購入するのにぴったり。
作家イイホシユミコによるテーブルウェアブランド「yumiko iihoshi porcelain」とコラボしたジャム皿。イエロー、グリーン、ピンクの3色展開。WebShopでは3個セットで販売。
ロミ・ユニの10周年にminä perhonenがデザインしたジャムの刺繍柄が、20周年を記念してトレイの姿になって登場。
鹿児島睦さんデザイン。可愛らしい犬が乗った車にジャムやサブレが描かれた、20周年記念の手提げ袋。
Romi-Unie Confiture20周年へ向けて、 京都のふろしき専門メーカー「むす美」さんと オリジナルのふろしきを作成しました。
「コンフィチュール」とは、フランス語で「ジャム」のこと。
コンフィチュールとフランス語で名付けているのは、romi-unieのジャムでフランスのジャムのムードを少し感じてほしいと思っているからです。フランスのお菓子づくりのエッセンスも、ジャムの製法や素材に取り入れています。
手づくりのジャムのおいしさ、そして「お菓子みたいなジャム」の楽しさが、romi-unieの「コンフィチュール」の魅力です!
romi-unieが大切にしていること
ジャムは、加熱することで引き出されるフルーツの香りがいきるよう、材料を吟味。香りを中心に、素材を選んでいきます。冷凍のほうがジャムづくりに適しているフルーツも中にはあります。フランス菓子のように、フルーツや蒸留酒、ナッツやスパイスを組み合わせていくことも楽しいのです。
romi-unieのジャムひとさじで、いつものヨーグルトやトーストが、お菓子みたいに変身します。
romi-unieのジャムは、どれも直火でフランスで昔から使われているジャム用の銅鍋で短時間で一気に煮上げるのが特徴です。家庭でのジャムづくりと同じように、フルーツの加熱した時の香りを引き出しながらジャムにしていきます。
煮上げたジャムに自然なフルーツによるとろみがつくよう、フルーツによって手でつぶしたりカットの仕方を工夫しています。ジャムを食べた時に果肉の食感を感じられるように大きめに切ったりしていることで、ジャム瓶につめる時にも均一ではないのです。手で細かく調整しながら瓶に詰めて、密閉していきます。密閉することで、保存ができるようになっています。
ジャムがよりおいしく、より楽しいジャムになるように、奇をてらわずレシピを考え、ひとつひとつ手仕事にこだわっています。そして何よりも家庭でつくるジャムの格別のおいしさを、家族に分けるような気持ちで、丁寧につくっています。
2005年にオリジナルで制作したジャム瓶は、フランスの昔のジャム瓶をモチーフに、国内製造したものです。密閉しやすいツイストキャップを使用しています。ガラス瓶は、再生成が高いものです。詰め直しに使ったり、ご家庭でのジャムづくりに再利用したり、是非リユースしてご使用ください。
コンフィチュールを使ったレシピや
商品の魅力はこちらから
二人が鎌倉にお店を開いた理由
20周年記念の対談第一弾は、鎌倉の「カフェ・ヴィブモン・ディモンシュ(以下ディモンシュ)」の堀内隆志さんです。
堀内さんといがらしろみの出会いは、いまから遡ること26年前。(その時のお話は過去のブログに詳細がございますので、そちらをご一読ください)
現在はromi-unieブレンドをはじめ、数々のコラボ企画でご一緒させていただいています。
対談は二人の出会いに欠かせない、ちょっと懐かしい、90年代後半のカフェブームの話からスタートしました。
突然送られてきた招待状
20周年記念の特別対談、第2弾は、菓子研究家の福田里香さんです。
Romi-Unie Confiture立ち上げのとき、お店のロゴやジャムのタグ、ラッピングのコーディネートなど、お店のプレゼンテーションの核となる部分を一緒に考えてくださったのが里香さんです。
対談は、いがらしがパティシエ見習いをしていた20代前半、繰り返し手にとっていた里香さんの本のお話から始まりました。