鎌倉のアトリエでパティシエとして働く
Romi-Unie Confitureでは、ジャムのアトリエ、焼菓子のアトリエで大きく2つに分かれています。
焼菓子のアトリエでは、オーブンのある焼きの部屋と仕込みの部屋に分かれます。焼菓子は、クッキー・サブレやケイクやカトルカール。季節のお菓子を製造しています。サブレの生地を成形し、天板に並べ、焼き色などを確認しながら1日1000~2000枚の焼成を行います。天板の向きを変えたりしながら、サブレをタイミングよく焼き上げて、レモンクッキーのアイシングを1枚1枚ハケで塗って美しく仕上げていく、まさに職人技の仕事です。
また、温度を変えながら、ケイクを焼き上げていくのもパティシエの技量によって微妙な仕上がりに違いが出てきます。手仕事ならではの繊細なオーブン使いは、焼菓子との対話の時間です。
仕込みの部屋では、お菓子ごとに違う粉や砂糖の種類を計量し、ミキサーや手で混ぜ、製造していきます。混ぜ方やタイミングなど、状態を判断しながら、よりよい生地をつくることに集中。均一な仕上がりを目指します。パイローラーなどの機械を使い、生地をのし、型で抜く作業もあります。季節によってさまざまなケイクやお菓子の種類が変わり、特にクリスマスはたくさんの焼菓子を製造します。コンパクトな部屋に分かれながら、お菓子を分業でリズミカルに製造していきます。段取りとチームワークを大切に、効率のよい流れで一日一日の仕事が充実しています。
ジャムのアトリエでは、1つのアトリエの中でフルーツの仕込みから瓶詰め、密閉、仕上げまで行われます。ジャムの製造では、フルーツの選定、選別から始まり、カットしてジャムにして加熱していく過程でどんな香りや味わいが引き出されているのか、どのような食感に変化していくのかを日々感じ、フルーツについて深く知ることができることが魅力です。また瓶の洗浄やジャムの瓶詰め、脱気、商品チェック、タグをつけての製品化までをアトリエで行い、淡々と繰り返す作業が多い仕事です。フルーツに向き合い、立ちのぼる香りに包まれながらジャムを煮る日々は、季節感がより繊細に感じられます。
次のシーズンに向けて、ジャムのフルーツの組み合わせなどを考えたり、試作することもあります。ジャムの作り方を少しずつブラッシュアップしていったり、配合やフルーツの切り方を微妙に変えてアップデートしていくこともあります。
もともとジャムの経験がある人は多くありませんが、たくさんのスタッフが、ジャムアトリエでジャムの製造の魅力にとりつかれていく、そんな職業です。
<ミッション>
アーティザナルな(職人的)焼菓子の製造。またはジャムの製造。
第一に清潔で衛生的な製造環境を整え、チームで分業しながら、効率的に製造・焼成していきます。素材やジャム、お菓子、スキルについて好奇心をもって探求し続け、よい素材を使い、おいしい焼菓子を、自信をもってひとつひとつ製造します。
<キャリアビジョン>
季節ごとに変わるジャムや焼菓子の製造を通して、経験と知識が蓄積されます。日々のジャムや焼き菓子の製造を通して技術の習得と、チームワークを大切にしながら人としての成長を感じることができる職場です。パティシエとして、焼菓子に魅力を感じる人にとっては、どっぷりと粉とバターの世界に浸ることができます。またジャムのアトリエでは、フルーツに向き合うことで、パティスリーなどでは得られない深いフルーツの知識や感覚を感じ取ることができます。長期で働くスタッフは、焼菓子とジャム、どちらのアトリエも行き来しながら、学びの範囲を広げ、成長することができます。
また、個人面談を随時行い、成長ステップとキャリアプランを大切にした働き方で、キャリアを構築できるよう考慮されています。
romi-unieでの勤務を4~5年以上、長期で考えている方が対象となります。応募フォームにご記入・ご送付ください。面接させて頂く方には、1週間以内にご連絡させて頂きます。また、遠方にお住まいの場合は、リモート面接後に受け入れる方を対象に、日程を調整し1日研修と直接面接を行っています。