季節から受けるインスピレーションやイメージを菓子研究家いがらしろみがジャムにする新シリーズ「étude(エチュード)」。第3作目ができました。
フランス語で練習、習作といった意味の言葉エチュード。
菓子研究家いがらしろみが季節から受けるインスピレーションやイメージをジャムにしています。
記念すべき第1作目は初夏の気分を盛り上げてくれるような、りんごと柑橘を使った軽やかな味わいのジャム、第2作目は好きな映画のワンシーンと日常がクロスした時の静かなエモーションを煮詰めたバラの香りのいちごジャムでした。
そして、今回の第3作目ではエキゾチックな香りの北海道産リュバーブをとことん楽しむためのジャムが出来上がりました。
桃とライチはリュバーブのための隠し味
エチュード-3は北海道産リュバーブのシャープな酸味を桃とライチでまろやかで柔らかく仕上げたジャムになっています。
インスピレーションを感じたのは農家さんから届いた鮮やかな赤が美しい北海道のリュバーブから。
そのリュバーブから放たれる他では出せないエキゾチックな香り。スパイスを加えるのではなく、台湾から届いたライチを散りばめて香りを生かしてみることにしました。
リュバーブの特徴であるシャープな酸味は少し控えめに、甘い香りのはしりの桃を小さく刻んで加えました。
桃もライチもすべては美しく香りのよいリュバーブのための隠し味です。
おすすめの食べ方
おすすめの食べ方はヨーグルトと一緒に。ヨーグルトにかけるとリュバーブの鮮やかな赤が際立ちますね。
ヨーグルトの酸味にリュバーブの爽やかな甘みがベストマッチ。あとからほんのり香る桃とライチ、トロリとしたリュバーブの食感もぜひお楽しみください。
これからの季節はバニラアイスやフレッシュチーズに添えるのもおすすめです。
季節から受けるインスピレーションをいがらしろみがジャムにするエチュードシリーズ。
今後もどうぞお楽しみに!